泉佐野市にある、佐野工科高校の朝の「あいさつ運動」を取材してきました。

佐野工科高校では、朝８時過ぎから生徒と教職員が、登校してくる生徒にあいさつをする活動を行っています。生徒の有志による「学校を活気づけたい」という想いから、今年の９月からこの活動は始まりました。最初は少ない人数でのスタートだったようですが、徐々にその輪はひろがり、今では「おはようございます！」という元気な声が校門付近にあふれています。一緒に活動している教職員も、あいさつをしながら登校してくる生徒とコミュニケーションをとっていて、その明るく賑わう雰囲気から、たくさん元気をいただきました。

活動後、数名の生徒から話を聞かせてもらいました。活動を始めてからの生徒の変化について、「あいさつをする生徒が増えたように思います。自分もあいさつをして気持ちいいですし、楽しく感じるようになりました。」と成果を徐々に感じている様子でした。また、「就職して仕事をする上でも、あいさつは基本ですし、とても大事だと思います。」と基本的な生活習慣として、あいさつを大切にしようという姿勢を話の中で感じさせてくれました。

佐野工科高校のあいさつ運動は、有志による活動のため、異なる学年や系（二年次から電気系、機械系、産業創造系に分かれる。）の生徒が集まり、活動を通じて色々な生徒同士の繋がりが生まれているようです。今後もこの取組みが学校全体に広がっていき、学校がより活気づくことを楽しみにしています。

佐野工科高等学校のみなさん、取材へのご協力どうもありがとうございました！